クリスチャン パートナーズ通信 第29号発行日/1996年10月29日 日本ルーテル神学大学に学ぶ中国からの留学生
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教会の学校の生徒たち |
村長はその後いろいろの経験を経て心を入れ替え、ヘン・ジャンが再度頼むのを待たずに教会学校を開く許可をくれました。その上、教会学校に来る子供の父親に一人は仏教徒なのに、教会を建てるための土地を提供してくれました。神のなさることは不思議です。
前号に引続き、ロバン村のケン牧師からの手紙が届きました
シンカワン地区ロバン村より〔2〕
ボン・ケン(Bong Keng)牧師の便り
里親の皆様、ロバン村での宣教の働きについてご報告いたします。
教会の周りに住んでいる人たちは、今まで、大声で話たり、ラジオやテレビの音をわざわざ大きくしたりして、私たちの集会の邪魔をしたものでしたが、事態が少し改善し、村人たちは私たちを尊敬するようになりました。
初めのうち私たちは一軒一軒を訪問して教会の集まりに参加するように誘わねばなりませんでしたが、何度か訪問した後、村の人たちは自分たちで積極的に、教会の活動に参加するようになりました。
その多くは女性で、子供たちを一緒に連れてきます。以前は小雨が降っただけで、彼女たちは教会に来るのを止めてしまいましたが、この頃はよほどの大降でない限り、雨が私達の集会い悪影響を及ぼすことはなくなりました。
教会学校は、現在5クラスあり、各クラスには平均して20名参加しています。礼拝の方は約25名の出席です。
教会にくる村人たちは貧乏なので、今までは献金を集めていませんでしたが、いよいよ献金を開始しました。彼らに献金のことを教えるのは大きな挑戦です。注意深く行わないと、献金が出来ないからといって教会を去ってしまうかも知れません。
私達の教会は、牧師と教会運営を財政的に支えるにはまだ若すぎるのです。どうぞ、この大きな試練を乗り越えられるようにお祈りください。
皆様にこの報告が出来る機会が与えられたことを感謝します。神の恵みが皆様の上に豊にありますように。
教会の周りに住んでいる人たちは、今まで、大声で話たり、ラジオやテレビの音をわざわざ大きくしたりして、私たちの集会の邪魔をしたものでしたが、事態が少し改善し、村人たちは私たちを尊敬するようになりました。
初めのうち私たちは一軒一軒を訪問して教会の集まりに参加するように誘わねばなりませんでしたが、何度か訪問した後、村の人たちは自分たちで積極的に、教会の活動に参加するようになりました。
その多くは女性で、子供たちを一緒に連れてきます。以前は小雨が降っただけで、彼女たちは教会に来るのを止めてしまいましたが、この頃はよほどの大降でない限り、雨が私達の集会い悪影響を及ぼすことはなくなりました。
教会学校は、現在5クラスあり、各クラスには平均して20名参加しています。礼拝の方は約25名の出席です。
教会にくる村人たちは貧乏なので、今までは献金を集めていませんでしたが、いよいよ献金を開始しました。彼らに献金のことを教えるのは大きな挑戦です。注意深く行わないと、献金が出来ないからといって教会を去ってしまうかも知れません。
私達の教会は、牧師と教会運営を財政的に支えるにはまだ若すぎるのです。どうぞ、この大きな試練を乗り越えられるようにお祈りください。
皆様にこの報告が出来る機会が与えられたことを感謝します。神の恵みが皆様の上に豊にありますように。
1996年6月 キリストにあるあなた方の友人、ボン・ケン
里子宛のクリスマスカード発送郵送に時間がかかりますので、11月15日頃までにお願いします☆内容が英文の方は、下記に直接お送りください。 宛名 里子の名前 番号 %CNEC P.O.BOX 771 TOA PAYOH NORTH P.O. SINGAPORE 913133 ☆日本文の場合は、事務局までお送りください。 |
「第一線で」1996年8月号
によると、ジョクジャカルタにあるインドネシア副音神学校(ETSI)本校から、6月17日に80名の神学生が卒業しました。彼らには、卒業前にそれぞれ教会を一つ設立する責務があり、何人かは一つ以上の教会を作りました。この卒業クラスは、いままで教会がなかった地域に、80の新しい教会を建てたことになります。
モスレム教徒が大多数を占める地方で、これからも働きつづけるこれら卒業生の上に、何時も神の守りがあり、宣教の実りがあるように、また、インドネシアばかりでなく海外からの新入生を、少なくとも百名募集している神学校のためにもお祈りください、とのことです。
Salamat siang! (今日は!) 《私はノルレラ・アヤンです。 どうぞよろしく。》 (Norlela Ayang) Terima Kasih (ありがとう) |
ノルレラ・アヤンは現在中学3年生、ダヤック族の農家の長女で、両親と兄、姉の5人家族です。
家には鶏を沢山飼っていて、ノルレラは小学生の頃からその世話をしたり、両親の手伝いを一所懸命するやさしい少女です。
いまは寮にいるようですが、日曜学校にも熱心に通い、教会活動に励んでいます。
もう賛美の練習や証などクリスマスの準備が始まっていることでしょう。
ちなみに通信20号の4ページにカットとして使ったのは、ノルレラからのクリスマスカードです。
昨年2月に草野理事長がポンティアナックを訪問された時、彼女の会っていただけたことは大きな喜びでした。
里親 宮澤玲子
【理事会報告】
第86回理事会は1996年9月6日一ツ橋学士会館で開催。前回議事録承認。1996年6、7、8月度会計報告承認。里子の手紙の翻訳は松本理事、鮫島夫人、安海実枝さんの奉仕で行われ、順次里親に送られている。通信第29号の内容は万神学生の紹介、
ロバン村便り第2、西カリマンタンニュース、里子紹介など。発送は10月29日の予定。
会則一部改正ついて協議、思案を理事全員に回覧して承認を得る。年度初めに新会員名簿が作成された。第87回理事会は11月9日(土)一ツ橋学士会館で開催予定。
〈編集後記〉
秋も深まり、朝夕は気温が下がるようになりましたが、いかがお過ごしですか。多くの方々の献金に支えられて、異国での勉学を来春終了する万小蕊さんをご紹介でき、うれしく思います。ロバン村もだんだん身近に感じられるようになりました。少々早いですが、クリスマスの祝辞を申し上げさせていただきます。
(鳥海百合子)